八日市地方遺跡

そうなの!!!こまつ

八日市地方遺跡の調査風景JR小松駅の東側にひろがる大遺跡です。今から約2,300年前の弥生時代中期には、北陸を代表するムラに発展します。ものづくりや交易が盛んで、日本海を行き交う東西文化の交流に、大きな役割をはたしました。サイエンスヒルズこまつの地下には、大切な遺跡の一部が今も眠っています。

  • 環濠(かんごう)

    弥生時代の大きなムラは、環濠とよばれる何本もの堀で、住む場所やお墓を囲っていました。ムラの外と内側を区別するだけでなく、排水の役割もあったようです。

  • 木工(もっこう)

    八日市地方遺跡では、高い木工技術が花ひらきました。当時の人びとは、木の性質をよく理解し、農具や機織り具、美しい容器など、数多くの木製品を作っています。

  • 小松式土器

    ムラが大きく発展すると、オリジナルデザインの小松式土器が誕生しました。その土器は、小松発信の文化とともに、東日本へと広まったことが確かめられています。