ワンダーランド入り口横の壁面には、こまつの産業年譜があります。この年譜では2万年にさかのぼって、こまつのモノづくりの原点を見ることができます。『ひととものづくり科学館』名称の由来を感じてもらえる展示です。
市内には、かつて尾小屋鉱山、金平鉱山、遊泉寺銅山があり、資源に恵まれていました。江戸時代から鉱山で経済を活性させ、ここから鉱山機械製造が始まり小松製作所誕生へと繋がります。
江戸時代、小松商人の32%が絹商売に関わっていた記録があります。当時小松絹は非常に人気があり、全国各地に安宅港から船で運ばれたことが記されています。
江戸時代後期に、加賀藩は日常使う器を自ら製作する為に窯を築きました。ここから焼き物が発展し、「ジャパンクタニ」が誕生しました。