機械を分解していくと様々な部品に分けられますが、これ以上分解できない最小の部品のひとつに『歯車』があります。歯車にも様々な種類があります。当館では5種類の歯車をお楽しみください。
歯車の歴史はとても古く、紀元前からギリシャ、エジプトなどで、水汲みのための機械として木で作られた歯車が使われていた説があります。
1回転すると必ず元の場所に戻るという性質を持っています。「必ず」「確実に」働く部品だからこそ、精密機械の中でも沢山の場所で活躍しています。
皆さんが普段使用するものに歯車がデザインされていることにお気づきでしょうか。1949年より発行されている五円硬貨の表中央に注目して見て下さいね。